【さいたま市岩槻区】おかえりなさい♪ 腎移植を経て営業再開した東岩槻の「幸福そば」をレポート!
東北自動車道「岩槻インター」から車で10分のところにある「幸福そば」をご存知ですか?

店頭にある電動石臼で自家製粉したそば粉と埼玉県寄居町にある名水「日本水(やまとみず)」を使用した「名水打ち」の麺を提供し続ける、1991年10月5日創業の人気店です。


蕎麦のほか、うどん、出汁中華そばの販売も行なっています。

店主さんは昨年から腎臓病が悪化し、透析治療を受けつつ営業を続けていましたが、肺炎で命の危険も経験したことから、移植を決断しました。
2026年1月7日に入院し、1月21日に腎移植手術を受け、2月13日に退院。その後も養生のため、約3カ月の休業を余儀なくされていました。
移植の決断を後押しし、臓器を提供したのは奥様。休業中のお店の維持費などを支えるクラウドファンディングの立ち上げも、奥様が提案したそうです。

集まった支援は、目標額50万円を大幅に上回る184万円超。その約6割は常連のお客様からだったそうで、「本当にありがたかった」と話していました。
支援募集は終了していますが、クラウドファンディングページには手術までの経緯やお店への思いなどが詳しく綴られています。ご覧になってみてください。

お店の方からの提供画像
4月6日に営業再開してからは、知り合いや常連客が次々と訪れたそうで、「待っててくれていたんだなって、嬉しかったな」と笑顔で語っていました。
早めの復帰を決めた理由の一つが山菜のシーズン。季節の料理にも力を入れており、ご自身の足で山に入り採ってきた天然の山菜やキノコを提供してきたことから、毎年楽しみにしているお客さんのためにも、この時期に再開したそうです。
取材時(4月中旬)には夜営業を休止し、以前より提供メニューを絞った「リハビリメニュー」で営業されていましたが、「平日限定ランチメニュー」をはじめ、たくさんのメニューが用意されていました。
【平日限定ランチメニュー】

【リハビリメニュー】

入院中に考案されたという、お猪口で提供する新メニュー「猪口っとメニュー」も登場していました。
おつまみやもう一品欲しい時に注文しやすいサイズで、お惣菜やサラダ、デザートまで幅広く揃っています。
【猪口っとメニュー】

名物の「食前出汁」で、天然出汁のおいしさを味わいながら、注文した品が運ばれて来るのを待つのもよい時間です。


この日の「日替わりミニ丼と麺のセット 1,050円」がこちら。※麺のサイズは十両

取材日は金曜日だったため、日替わりミニ丼は「カツ丼」でした。

汗ばむ陽気のこの日、冷たくつるつるとした「盛りそば」の箸がすすみました。

うどとふきのとうの「春の猪口っと天ぷら」もサクッとした食感で、季節の味が楽しめて美味しかったです。

2年ほど前に取材で訪れた際も、気さくでパワフルな方という印象だった店主さん。毎日3種類の麺を打ち分け、メニューの考案にも余念がないその姿からは、以前と変わらぬエネルギーを感じました。
今後についてお聞きしたところ、「これからもまだまだやっていきたいね!」と笑顔で話してくれました。
なお、5月17日現在の様子を店主さんに確認したところ、好評だった天然山菜天ぷらは終了し、「リハビリメニュー」から「通常メニュー」に戻っているとのことでした。
「メニューが一気に増えて、忙しさも倍増しました(笑)」と教えてくれました。営業時間はまだしばらくは昼のみとなるそうです。
お店の公式ホームページやInstagramでも、最新情報が紹介されています。チェックしてみてください。
長年地域の皆さんに親しまれ、その想いに全力で応えてきた店主さんがご夫婦で営むお店に、ぜひ足を運んでみてください。

- 住所
- 〒339-0073 埼玉県さいたま市岩槻区上野1丁目16−3
- 営業時間
- 11:00〜14:30※2026年5月17日現在は昼営業のみ
- 定休日
- 水曜日
- 最寄り駅
- 東武アーバンパークライン東岩槻駅
- 電話番号
- 090-1708-5029
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。






