【さいたま市岩槻区】さいたま市 国指定史跡「真福寺貝塚」の出土遺物が、文化庁主催の「発掘された日本列島 2024」に出品されるそうです!
文化庁主催の「発掘された日本列島2024」に展示される遺跡の一つに、岩槻区の国指定史跡 真福寺貝塚が選ばれたそうです。
文化庁公式ホームページによると、「発掘された日本列島」は、近年発掘調査が行われた中で特に注目された出土品を中心とした展示を構成し、全国を巡回することにより、国民が埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深めることを目的として開催されているそうです。
今年度展示される遺跡はわずか10遺跡で、その採択率は全国の発掘調査件数に対し、約0.1%と非常に狭き門なのだとか。
「発掘された日本列島 2024」の会場及び会期はこちらです↓
①千葉県立中央博物館(千葉県)
令和6年6月8日(土)から7月15日(月・祝)まで 38日間
②弘前市立博物館(青森県)
令和6年7月27日(土)から9月16日(月・祝)まで 52日間
③大阪府立弥生文化博物館・大阪府立近つ飛鳥博物館(大阪府)
令和6年10月5日(土)から12月8日(日)まで 65日間
④大野城心のふるさと館(福岡県)
令和7年1月5日(日)から2月16日(日)まで 43日間
真福寺貝塚より出品するのは、平成28年度から令和4年度までに発掘した出土品70点で、縄文時代後期から晩期のものだそうです。
○ミミズク土偶(令和2年度出土)
○土製の耳飾り(令和4年度出土)
なお、真福寺貝塚における発掘調査の歴史は古く、1926年(大正15年)までさかのぼり、これまでに数々の調査が行われ、土器や石器に加え、木製品など貴重な遺物を数多く出土する遺跡として広く学会に知られているとのこと。
真福寺貝塚の発掘調査の最新の様子についての詳細は、さいたま市公式ホームページ内「国指定史跡真福寺貝塚 調査最前線 2024」をご覧になってみてください。
国指定史跡「真福寺貝塚」はこちら↓